夜寝る前に牛乳を飲むと睡眠の質が5.9%良くなる?ーup by jawboneでの睡眠の質改善
寝る前の牛乳で本当によく眠れるのか
有名な睡眠の質をよくするためのTipsとして「夜寝る1時間くらい前に牛乳を温めて飲む」というのがある。個人的には正直本当かなぁと思っていた。一応過去実際にやってみたが実感として効果がわからず続かなかったことがある。しかしup by jawboneをつかうようになり毎晩睡眠の質が計測されるようになったため、こういうTipsが本当に効くのか、どの程度有効なのかがある程度つかめるようになってきた。今回牛乳を夜飲んで見て実際に数字を測ってみたのでその結果を共有してみる。
なせ寝る前の牛乳が睡眠に良い影響があるのか
寝る1時間前の温めた牛乳を飲むことでなぜ睡眠の質があがる理由をおさらいしておこう。主には2つ理由がある。
・1つめは温めた牛乳を飲むことで体温が少し上がる。寝る時に深部体温が下がる落差が大きいと成長ホルモンが分泌され寝始めに深い眠りにつくことができるというもの
・2つめは牛乳に含まれるトリプトファンがセロトニンとあわさって、メラトニン多く分泌されるためである。
メラトニンと成長ホルモンが睡眠の質に大きな影響があることは、こちらの記事にもまとめている。
質の良い睡眠のために欠かせない3つのホルモン - 夢は起きてるときにみる
夜寝る前の牛乳を飲むと睡眠の質が5.9%UPの効果?
というわけで実際の計測結果を出してみた。やり方としては2週間 牛乳を夜飲みつづけて直前の2週間との睡眠の質*1の比較を行った。結果は以下の通りである。
数値から効果を見ているので体感より細かく見極められる
より良い睡眠をするには?ということに対して、こういうことをしたらよいという事はたくさんがるが、実際に自分にとってどれがいいか試してみないとわからない。しかも睡眠の質を計測する前は体感に頼るしかなかった。翌日眠かったがどうかが頼りなのだが、これはかなり影響の大きいものでないと効いているのかよくわからない。例えて言うならば睡眠時間を1時間増やしてみた、ぐらいのことでないとなかなかわかりにくいのではないだろうか。しかし睡眠の質を計測できるようになったことで、少しの違いも計測に現れるレベルであれば認識できるようになったので、これは有効かいなかがわかるようになり、効率的に睡眠によい習慣を見つけられるようになった。
さて次は眠りによい音楽か匂いを試していこうと思う。
*1:up by jawboneの計測する寝ていた時間に対する深い眠りの割合